ビルダーコメント:土屋 郁夫 氏 (Mr. Ikuo Tsuchiya)

フレームコンセプト 必要かつ十分なフレーム強度を維持しつつ、ツーリング車として必要かつ充分な機能を持たせて軽量化を追求していますが、安易なドリリングによる軽量化を行わず、美しさを兼ね備えた軽量加工に努めています。
パーツ選択
コンセプト
リア10速によりツーリングに必要なギア比を確保しつつ、最軽量パーツを選択することはもちろん、工房内で手を加えて軽量化の極限を追求しています。
完成状態フロントシングルを基本にして、2017年のフランスでのコンクール用マシンをブラッシュアップを行なった軽量化と個性化を追求しています。
アピールしたい
ポイント
ランドナーとして必要な輪行を前提に、より簡単に前後のドロヨケを着脱できて、一般的なロードバイクと同じ形で輪行ができるERシステムを開発しました。
反省点 ライティングシステムのテスト・見当が不充分で、ドロヨケステーのテールライト用ダイナモの取り付けバンドがダートダウンヒルセクションで破損してしまいした。今後のマウント方式の再検討が必要です。
自車以外で
気になった車体
テンションシルク

ライダーコメント:前野 太志 氏 (Mr. Takeshi Maeno)

登り区間の感想 スタート直後から非常に速いペースで先頭集団は登り始めたので苦しくなる前に先頭集団を見送り、自分のペースで笠峠まで登り続けた。途中からテンションシルクと合流し、結局ゴールまで道中を共にした。笠峠、渋峠の登り区間ではお互いの存在がいい刺激になったと思う。登りを競った笠峠、リエゾン区間の渋峠どちらも標高が高い峠なので天候の変化に対応できる装備は必須だと思った。
ダート下りの感想 湯沢林道の下りは中間地点の閻魔橋までが砂利の粒が大きく、タイヤはさらに太いものがほしいと感じる場面が多々あった。閻魔橋以降は締まった路面になるので超軽量且つしなやかな650×38Bタイヤの性能を活かして高速で下ることが出来た。使用したタイヤはスリックだが柔軟なケージングが舗装のコーナーでも路面を捉え、グリップするので浮き砂や深い砂利でなければ安心してコーナリングが楽しめた。コースは通常のツーリングで走るのであれば少しペースを落として時々現れるきれいな景色を写真に収めながら走りたくなる林道だった。
気に入った点650×38Bタイヤ、マッドガード、フロントキャリア、ハブダイナモ、革サドルを備えたランドナーとしては非常に軽い。もちろん軽さが全てではないが乗車中の取り回しは軽い方が楽に行えるし、何より輪行時に少ない負担で輪行袋を持ち運べる。一般的にランドナーと言うと鈍重なイメージが付いて回るが、用途を決めて製作すれば軽快に様々な路面を楽しめる自転車になるという一例になったと思う。
改良したい点 軽さを狙ってフロントのハブダイナモを市販最軽量モデルを選択したが、フランジ幅の狭さが災いして前輪がよれる感覚があった。数十グラム増えてもいいのでフランジ幅の広いモデルに交換すると走りはさらに軽くなると思った。また、この自転車はJBTを走るためのモデルなので一部の部品はいわゆる決戦用だ。もし常用するのであればスプロケットなどは耐久性を重視したものに交換したい。それでも充分軽量だ。

参加車両 詳細ページ(Grand Bois様 ブログページを開きます)

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