開催精神

このイベントは一般的な自転車レースとはことなり、自転車づくりの腕を競うものです。プロフェッショナルとして自転車製作販売に携わる者が自分でエントリー車両を製作して参加します。自転車の製造販売に携わる者に切磋琢磨する場を提供し、自転車に関わる技術の発展を促進させることを目指しています。

 

参加資格

参加資格は自らフレーム製作を行う「ワークス」(メーカー)と、フレームを外部製作しアッセンブルによる「コンストラクター」(ショップ)、副業または趣味として自転車を製作する「プライベーター」(ユーザー)によります。ただしこれによってのカテゴリー分けはありません。なお「プライベーター」での参加には事前審査があります。

このコンテストへのエントリーはチーム単位とします。チームの構成人数は1名以上であれば何人でも可とします。1社が複数のチームをエントリーさせることが可能です。ただしチームマネージャーとなるもの1名がチーム毎に必要です。各チームマネージャーが出場を申請する必要があります。

海外からのエントリーも可能ですが、案内・お知らせはすべて日本語になりますので、チームマネージャーは日本語を充分理解するものに限ります。

 

参加車両

各チームは今大会のために製作したフレームを使用した自転車1台をもってエントリーすることができます。

フレーム・パーツの素材制限はありません。

フレーム形式、またはホイールサイズは自由です。

最低照明2時間を課します。注*ライドは早朝スタートとします。

 

事前展示会

2018年末までに参加申し込みしたチームは2019年2月23・24日に東京流通センターで開催されるハンドメイドバイシクル展に車両の展示することができます。

またこの展示された車両を対象に観客による人気投票を行います。この投票結果は最終ポイントに編入します。

なお、ハンドメイドバイシクル展への出展については自転車文化センターに直接お問い合わせ下さい。

 

走行会(ライド)

長野県高山村をスタート・ゴールとする周回75kmコース。途中16kmのダート林道を含みます。

 

ライダーの資格

ライダーは各チームによって選ばれたものとします。プロ及び登録選手等も可としますがマイナスポイントが課せられます。

ライダーは走行の1週間前に医師による健康診断書と事故を起こした場合の大会実行委員会への責任不問の誓約書を提出する必要があります。

 

修理

自転車の修理について、走行会中のトラブルについてはライダー自身による対処を基本とします。関係者の如何を問わず外部のサポート・支援を禁止します。

 

審判

審判は提出された仕様書と実車に対する検査に基づいてポイントの付与についての判定を行います。本大会の審判は下記の5名の方々です。

 渡部裕雄氏、渋谷良二氏、佐橋毅氏、長谷部雅幸氏、松本敦氏。*

*審判には深く自転車を愛され、長年にわたって自転車業界に貢献されてきた方々にお願 いしております。それぞれの経験と知識に基づき、主観的な判断を必要とするポイントに ついての判定を行っていただきます。

 

参加申込期日

2019年2月28日とします。

 

参加費

1チームの参加費は3万円とします。大会後に獲得ポイントにより追加の参加費が請求されます。

参加申込・お問い合わせは下記まで

616-8005

京都市右京区龍安寺塔ノ下町1-8 サイクルグランボア内

ジャパンバイクテクニーク実行委員会

Tel: 075-461-0835 Fax: 075-461-0836

Mail:jbt@japanbiketechnique.org

 

 

走行会スケジュール

 

第1日目 2019年6月15日(土曜日)
長野県高山村You游ランド

http://members.stvnet.home.ne.jp/youyouland/

保険福祉総合センター等のある道路の突き当たりになります。

屋外ステージで の開催となりますが、雨天の場合は室内で行います。

12時30分よりプレゼンテーションの順に検車 ※車両の修正が必要となった場合、プレゼンテーション後、18 時までに作業を 完了して本部に車両を持ちこんで再検車することとします。

車検およびプレゼンテーションの順番は申し込み順とし、別記します。

13時より出走可能な車両状態にてプレゼンテーション 一般公開で行います。 持ち時間は10分のプレゼンと5分の審判による質疑・審査 プレゼンを終了した自転車は本部で保管。 翌朝のスタート時に食料、輪行袋、衣類、空気圧等を追加することは認められ ますが、車両そのものに手を加えることは認められません(失格)。

午後 6 時より 走行会のコース説明会。 チームマネージャーの出席必須

宿泊につきましては開催地高山村村内の宿泊施設をご利用ください。早朝スタ ートに対応していただけるよう観光協会に要請しています。別紙協力宿泊施設 リストをご参照下さい。

 

第2日目 2019年6月16日(日曜日)

長野県高山村You游ランド

エントリーチームは午前3時30分に集合。

スタートは4時で一斉とします。

走行につきましては一般公道を使用しますので、道路交通諸規則を守って走行下さい。

コース ルートラボ https://yahoo.jp/9CMYBl

ゴール順に検車担当による車両チェックを行います。

またゴール順に輪行分解組立を実演してそのタイムを計測するとともに、輪行方法について審査します。

最終ゴール時間を午後2時とします。

すべての走行終了後に表彰式を行います。

 

 

プレゼンタイムスケジュール

検車   プレゼン      出場チーム

1230   1300   MONTSON

1245   1315   YANAGI 

1300   1330   NAGARA

1315   1345   GRAND BOIS

1330   1400   オオマエジムショ

1345   1415   TEAM TOEI

1400   1430   テンションシルク

1415   1445   ベロクラフト

1430   1500   E’quipe c speed 鉄中年林走会Keihin Pista

1445   1515   ひろちゃんず

1500   1530   SHIBU 

1515   1545   タカギサイクルワークス 

1530   1600   EMERALD BIKES

1545   1615   TCD

1600   1630   CHERUBIM

1615   1645   Panasonic Bike

1630   1700   サイクルスポーツ

 

  

コース図

距離74.2km 最大標高差1583m 平均斜度 上り:6.5% 下り:6.5% 獲得標高 上り:2239m 

GPSを使用して走行位置を確認し、リアルタイムで本部及びネットで公開します。

 

 

参加自転車必須構成要素

・フレームとフォーク

・ハンドルとステム

・サドル、サドルから独立して上下位置の調整が可能な構造をもつこと

・2つのリムとハブとタイヤによるホイール、及びホイールの着脱機構

・ペダルと駆動システム

  チェンホイールと変速機構を持ったギアシステム

・独立した前後のブレーキシステム

  スピードの出る長い下りや、激しい振動を伴うダートの下りがあります。

  確実で耐久性を担保できるブレーキであること!

・夜間走行のためのフロントのライト *1

・テールライトもしくは後方反射板(リフレクター) *2

・自転車に装着されたバッグ *3

・ポンプ

・必要と思われるツール、補修パーツ

・フレームに取り付けられたボトルケージ

・ベルもしくはブザー

・輪行できること! *4

*1 : 前方10m先の障害物などを確認できる光度をもつ白色または淡黄色のもの

*2 : テールライトは後方100mから点灯を確認することができる光度をもつ赤色または橙色のもの。リフレクターは後方100mから自動車の前照灯(ハイビーム)で照らして、反射光を容易に確認できる橙色または赤色のもの。リフレクターのみの場合は実地検査を要する場合があります。

*3 : お土産(温泉饅頭8個)を運搬できるもの

*4 : 輪行袋収納時のサイズは縦横高さの合計250cm以内および長辺200cm以内

上記必須構成要素を満たしていないチームはオープン参加となります。総合順位ポイントの対象とはなりません。

重量計測について

上記の構成要素を満たした状態にバッグをつけて重量を計測してポイントを付与します。

*走行会にはおいて必要な食料・衣類等は上記状態の自転車に積載して走行するものとする。サポートカー等による補給を禁止します。

*GPSを使用する場合GPS本体は対象となりませんが、自転車に取り付けるためのマウントは重量測定の対象となります。

*輪行袋及び輪行のために必要な金具等は重量計測の対象とはなりません。ただし走行会中輪行袋等は携帯して走行しなければなりません。

 

 

仕様書

自転車仕様申告書の提出

展示会及び走行会、それぞれにおいて自転車の仕様書を提出することを義務付けます。

仕様書の内容は以下の通りです。

・フレーム素材のスペック

・アッセンブルパーツのスペック

・総重量

・オリジナルのフレーム加工・オリジナルのパーツと、使用パーツの独自性のアピール

・材質

・各部品の原産国

・価格

写真、図、およびその他があればなお良いです。自ら考案して製作したフレーム構造部材・各種パーツや既製パーツに対して加工したことなどの詳細について記述してください。このレポートに基づいて現車を確認し、加工・工作に関するポイントが計算されます。

このレポートは展示会・走行会それぞれの出展と同時に提出を義務付けします。

仕様書の提出についてはそれぞれ500点のプラスポイントとなります。

自転車の仕様については展示会から走行会までの期間に改良・変更を認めます。この期間における変更点はその内容によりプラス・マイナスのポイントとなります。変更点はレポートに記載されなければなりません。この際のポイントの詳細は審判によって決定されます。

 

 

プレゼンテーション

プレゼンテーションはコンセプト、製作技術、実用性、デザイン性を基本に1チーム10分の持ち時間で行います。審判による質疑が5分あります。

 

 

ポイント明細一覧表

重量ポイント

基準10kg(バッグ、ペダル、ポンプ、照明、ツール、補修パーツを含む)

・軽い場合 50g毎  …………………………………….50

・重い場合 50g毎 ……………………………… マイナス50

 

走行ポイント

コースはヒルクライム区間、リエゾン区間、ダウンヒル区間により構成されます。

全走行時間はAM4:00スタートでPM2:00までとします。

ヒルクライム区間(You游ランド~笠ヶ岳西の峠)

タイムトライアルポイント

・一位より順に1000、900、800、700、600、500・・・10位までポイント付与

リエゾン区間(笠ヶ岳西の峠から毛無峠)

タイムの計測はありません。ただし正午にダウンヒル区間の開始ポイント(毛無峠)に到着することが必要です。

ダウンヒル区間(毛無峠~You游ランド)

未舗装路16kmを含む20kmの下りになります。タイムの計測はありません。

この区間では「お土産」が課されます。それを自転車で運びます。お土産は身体につけたバッグ等で運ぶことはできません。

・審判判断でお土産の状態よって500から0のポイントを付与します。 

 

輪行タイムトライアル

走行終了後You游ランドにてライダーに輪行の分解組立実演を行っていただきそのタイムを計測します。

・輪行にかかる所要時間と輪行の手法・手順について審査します。

・計測時間は自転車を輪行袋に収納していったん担ぎ、再度組み立てて袋の収納を終えるまでとします。

・タテ・ヨコ・高さの合計が250センチ(長さは2メートルまで)

・タイムについては一位より順に500、400、300、200、100と5位までポイント付与されます。

・手法・手順については審判により採点されます。

 

破損・故障・紛失についてのマイナスポイント

各出走車両は走行終了後に車両の検査を受けなければなりません。検査の結果によってポイントの減点があります。

・乗車不能のフレームとフォークの破断又はクラック………………失格

・フレーム/フォークの使用可能なフレームの変形(目視検査).マイナス500

・変速/トランスミッション廻りの故障     ………….マイナス500

・照明の故障・紛失 …………………………前後 各マイナス250

・泥除けの離脱・破損    …………………………….マイナス500

・ブレーキの破壊や劣化・動作不能……………………..マイナス500

・ハンドルステムの破損(曲がった、割れた)……………….マイナス500

・工具・ポンプの破損・紛失  ………………………..マイナス250

・ボトルケージ紛失または破損 ………………………..マイナス250

・キャリアの破損・紛失 ………………………………マイナス250

ホイール

•リムの変形 ………………………………………マイナス400

•フリーホイール機構の破損   ……………………..マイナス200

サドルおよびシートポストの破損  ……………………マイナス500

 

ライダー

プロ及び実業団選手等の登録選手、または登録を停止して5年以内のものをライダーとして起用する場合…………………………….マイナス500

 

ボーナスポイント

・ドロヨケの装着 必要にたるサイズを有する場合……………….1000

※必要に足るサイズとは「前後の走者に迷惑をかけないと認められるサイズ」

 審判による判定があります。

・キャリアの有無 自転車前部または後部または両方……….前後 各500

・キャリアの有無 自転車前部または後部………………………..500

※キャリアついて 審判よる判定があります。

・発電機を伴う照明および電子機器に対する給電…………..前後 各500

 

自転車の構成パーツの独自性

審査員による認定を行います。

オリジナルであると認定されたパーツ1点毎……………….200/アイテム

既製品パーツを改良したパーツ毎………………………. 150/アイテム

純日本製パーツ毎  ……………………………….. 100/アイテム

日本メーカーの海外生産パーツ毎………………………. 50/アイテム

 

主観的評価

主観的評価は審判と一般観客によって与えられます

・審査員の評価 各1000ポイント 5名で5000ポイント

総合的に自転車全体を判断します。

〇コンセプトおよび全体としてのまとまり

〇高度な製作技術

〇実用的側面 互換性やメンテナンス性 

〇デザイン性

・展示会と走行会の観客の投票ポイント 1票= 1ポイント

 

仕様書

展示会・走行会において仕様書が提出された場合500ポイントが付与されます。

 

順位

重量、スピードなどその他定められた条件によって付与されるポイントはそのまま同等のポイントとしてカウントされます。結果はすべてのポイントの累積点によって順位を決定いたします。

展示会・走行会プレゼンテーションのそれぞれの終了時点において各チームの獲得ポイントを発表します。

 

表彰

すべての獲得ポイントの明細は公表され、1位から3位までを表彰します。

また以下の部門ごとに最優秀賞を授与します。

〇最軽量賞(lightest award)/最も軽量なエントリー車に対して

〇コンセプト賞(Concept award)/コンセプトおよび全体としてのまとまり

〇テクニーク賞(Technique award)/高度な製作技術

〇実用ツーリング車賞(Utility Award)/実用的側面互換性やメンテナンス性 

〇デザイン賞(design award)/デザイン性

 

2019年5月6日改訂版