採点項目一覧

JBT2025では以下の採点項目を設けます。

 (01).車両重量
 (02).プレゼンテーションポイント
 (03).ライド(ヒルクライムTT、ダウンヒル タイムマネージド ライド、快適性)
 (04).車検
 (05).輪行

採点は5人の審査員により行われます(審査委員は後日公開)。
またプレゼンテーションポイントについては参加チームのビルダー(または代表者)も採点に参加します。

採点内容につきましては、今後変更の可能性が有ります。
変更が発生し次第当WEBにて告知をさせて頂きます。

項目別 採点基準

● 【01】車体重量

車体重量とは、主催側が用意した模擬荷物(750mlガラス製ワインボトル2本+ケース入り饅頭8個)を除く、走行状態の重量とします。

  • 工具。予備パーツ、電装類、GPS機材、キャリア、バッグ等を含みます。
  • 電動アシスト車の場合、バッテリーを含みます。予備バッテリーを携行する場合それを含みます。
  • 電動アシスト車の場合、予備バッテリーを携行する場合、それを含みます。
  • ライダーの使用する飲料、食料、防寒着、レインギアは含みません。
  • 重量による順位を基に点数を下記式によりポイントを求め、総合順位算出に用います。
    • 付与ポイント=((5000 + 500 × ビルダー数)Point ÷ Σ出場車順位)×(出場車数 ― 順位 + 1)
    • (「ビルダー数」はチームカテゴリが「ビルダー」及び「ショップ」のビルダーまたは代表者の人数)

● 【02】プレゼンテーションポイント

審査員および出場チームのフレームビルダー(または代表者)により採点されます。

コンセプト・技術力・実用性・デザインの各項目に対し、

  • 各審査員は持ち点1,000点をチームに分配・付与します。
  • チームカテゴリが「ビルダー」及び「ショップ」のビルダー(または代表者)は持ち点500点を自チーム以外に分配・付与します。
  • プレゼンテーションポイントは総合順位算出に用います。

● 【03】ライド

◇ TTステージ(Stage1、Stage2)

各ステージの着順に対してポイントを付与します。

計算式:(参加チーム数-TT区間順位)×50
TTステージの総合ポイント優勝チームは「韋駄天賞」として表彰します。(総合順位判定には参入しません)

◇ ダウンヒル タイムマネージドライド(Stage3)

Stage3:グラベルダウンヒル区間に安全の為に走行時間を規定します。

規定時間と走行時間の差でポイントを減点します。
・早着: 5分単位で100点減点
・遅着: 5分単位で100点減点

とします。(規定時間より10分前~10分過ぎまでは加減算無しとなります)。
Stage3のポイントは総合順位算出に用います。

◇ 快適性

<<注意>>この評価盲目については、評価方法等を試験・検討中である為、変更となる可能性があります。

乗員の快適性を試験・評価します。Stage3のゴール後、近傍に設定したグラベル区間(10m程度を予定)を規定した速度で走行し、快適性を評価します。
以下の2つの評価項目を予定しています。

  • 泥はね:身体に付着した泥汚れにより評価を行います。
  • 振動 :振動(Z軸のみ)により評価を行います。

・泥はねは、使い捨て防護服を着用し設定区間を走行し、走行後の防護服状態を撮影(前後)し、汚れ具合により順位付けを行います。
・振動は、事務局が用意した振動計をハンドルに取り付け設定区間を走行し、計測されたZ軸振動の内、最大振動の前後1秒(計2秒)の振動面積により順位付けを行います。

各評価項目の順位に対し、以下の式により求めたポイントを付与します。
 付与ポイント=Int(2500 ÷ Σ順位 + 0.5)×(参加チーム数 - 順位 + 1)
 参加チーム数;チームカテゴリーが「ビルダー」と「ショップ」のチーム数

● 【04】車検(走行後)

各出走車両はゴール後に車両の検査を受けなければなりません。
検査の結果によってポイントの減点があります。

◇ 失格

  • 乗車不能のフレームとフォークの破断又はクラック
  • 予備パーツ・修理工具不携帯による走行継続不能
  • 規定時間を越えてCPに到着した場合(足切り)

◇ マイナス500点

  • フレーム/フォークの使用可能範囲内の変形(目視検査)
  • 変速/トランスミッション廻りの故障・破損
  • ブレーキの破壊や劣化・動作不能
  • ハンドルステムの破損(曲がった、割れた)
  • サドルおよびシートポストの破損
  • リムの変形(左右3mm以上の振れ)
  • ワインボトル割れ

◇ マイナス100点

  • 照明の故障・紛失
  • 工具・ポンプの破損・紛失
  • ボトルケージ紛失または破損
  • キャリアの破損・紛失
  • フリーホイール機構の破損
  • タイヤサイドの破損(コードの切れが有る場合)
  • マッドガードの破損・紛失
  • 温泉饅頭の破損(割れて分かれる状態、1個ごとに)
  • 温泉饅頭ケースの割れ(亀裂を含む)

◇ マイナス50点

  • その他パーツの破損・紛失
  • 温泉饅頭の潰れ・変形(1個ごとに)
  • 温泉饅頭ケースの変形

車検時に検出された減算ポイントは総合順位算出に用います。

● 【05】輪行

◇ 輪行タイムトライアル

二日目ゴール後に実施します。

  1. 車両を輪行対応状態に分解
  2. 整えて輪行袋に収納
  3. 車両を収納した輪行袋とバッグ類を担いで設定ルート周回
  4. 輪行袋より車体を取り出し
  5. 組み立てバッグ類を装着し走行可能状態にする

上記中項3以外の総時間を計測し、その時間により順位を求めます。なお、

  • 輪行状態のサイズが規定を満たさない場合、最下位扱いとします。
  • 原則ライダー自身により輪行するものとしますが、ライダーの疲労が激しいと判断した場合ビルダーまたはチーム代表者が代行する事も可能とします。
  • 積載義務のワインボトル2本と饅頭入りケースも輪行時携行対象とします。

輪行タイムトライアル優勝チームは「包み魔賞」として表彰します。
輪行タイムトライアルの順位は総合順位には参入しません。

◇ 輪行審査ポイント

輪行に際して有効なアイディアおよびアイテムについて審査員評価によりポイントが付与します。

輪行タイムトライアルに際し、各審査員は対象チームの輪行に際するアイディア、工夫、手際等を以下の5段階で評価し、それぞれ対応したポイントに換算し、5人の審査員の合計ポイントを求めます(これを素点とします)。
各チームの素点を用い5000ポイントを比例配分し付与します。

  • A:100Point
  • B: 75Point
  • C: 50Point
  • D: 25Point
  • E: 0Point

 付与ポイント=Int(2500 ÷ Σ素点)× 素点

輪行審査ポイントは総合順位算出に用います。

その他留意点

  • 選手によるハンディキャップは本大会では設けません。
  • 電動アシスト車と非アシスト車の区別はありません。ハンディキャップもありません。
  • ドロヨケ等ランドナーのアイコン的パーツ装着の有無による得点は設けません。

表彰

総合順位

総合順位は以下のポイントの合計による順位として求めます。1位から3位までを表彰します。

  • 【01】車体重量 順位ポイント
  • 【02】プレゼンテーションポイント
  • 【03】ライド中Stage3(減算ポイント)
  • 【04】車検(減算ポイント)
  • 【05】輪行トライアルの輪行審査ポイント

部門賞

各部門において最高得点を得たチームを称えます。

  • 【01】車体重量 順位ポイント             「最軽量車賞」
  • 【02】プレゼンテーションポイント  「審査員賞」
  • 【03】ライド Stage1及びStage2      「韋駄天賞」
  • 【05】輪行タイムトライアル               「包み魔賞」

当日、様々な賞を設ける可能性が有ります。

どんな賞が出るかはお楽しみに!