ビルダーコメント:montson 尾坂 允 氏 (Mr. Makoto Osaka)
フレームコンセプト | 実際のコースを試走し検討しました。 本番も自分がライダーとなるので、設計やフレーム強度についてはすぐに決まりました。 ヒルクライムのレース区間、平坦区間、ダウンヒル区間、 全てに合ったフレームというのは難しそうなので、 大会後もツーリングを楽しめる自転車となるよう、考えました。 軽量でも耐久性があり、ポジションも攻め過ぎず、 ダートで転倒しない様、スローピングにしています。 |
パーツ選択 コンセプト |
終盤のダートダウンヒルを中心に選択しました。 ダートを快適に下れる650×38B、 カンチブレーキでも軽い力で強い制動力を出せ、ポジションも楽な、ギドネットレバーとショートブルホーン 荒れた路面でも楽に確実に変速し、チェーンの暴れを制御できる、 スタビライザー付きDi2コンポ と ブルホーン先端に付けたサテライトスイッチ あらゆる場所にスイッチを付けられる電動変速機はツーリング車にも使いやすいパーツだと感じます。 |
完成状態 | 考え付くことはほぼ実現でき、派手さはないですが、使いやすい一台に仕上がったと思います。 |
アピールしたい ポイント |
今までのツーリング車と同じ基本性能を備えつつ、
より使いやすいように一歩前に進めた、新しいツーリング車の1つの形になれば、と思います。 今大会のスペシャル仕様、ということはなく、 寸法さえ変えれば一般の方にもおすすめできる一台です。 |
反省点 | 「簡単輪行仕様」に、と考えた泥除けの脱着方法について、
性能テストをする時間がなく、途中で大破してしまったこと。 よいテストになりました。 また挑戦します。 |
自車以外で 気になった車体 |
チームYANAGI あのアップライトなステムとハンドルは自分にはない発想 チームNAGARA いろんな意味で気になる。自転車も人も。 |
ライダーコメント:尾坂 允 氏 (Mr. Makoto Osaka)
登り区間の感想 | 長さも斜度も、景色もヒルクライムにはちょうど良いコースだと思います。 自身は試走した経験が全く生かせず。 次回はもう少し上位を狙いたい。 |
ダート下りの感想 | 路面は面白いくらい荒れていて、
岩あり、崖あり、砂地あり、水たまりあり、
ダートのすべてがあるようなコースで、面白いです。 このダートが登りじゃなくてよかったです。 |
気に入った点 | 終始レースのペースで走る人、ツーリングを楽しむ人、
走る人がそれぞれの楽しみ方をしているところがよかった。 レースイベントと違い、道案内や標識などないため、 途中でコースアウトした人が多数いたが、 「ツーリングイベント」と考えると、それがかえって面白かった。(他人事だから笑) ただ、そこの趣旨の説明はもう少し必要だったと思います。 |
改良したい点 | もっとオリエンテーリング的なイベントにしても面白そう。 コースのところどころでイベントが発生して、 ライダー以外の人も楽しめるイベントになるといいですね。 フランスのイベントとは違う、日本独自の大会、 海外の人が参加したくなるイベントになるといいですね。 |