ビルダーコメント:柳サイクル 飯泉 康一 氏
フレームコンセプト | 舗装路も未舗装路もアグレッシブにいけるようなものを狙っています。 仕様したパイプも足のあるライダー小林に合わせた、軽量ではなく剛性の高いものを使用しています。 |
パーツ選択 コンセプト |
着順重視でしたので、諸々のポイントは得られませんが、基本的に無くても困らないもの(マッドガードやハブダイナモ)を省きました。 メカトラブルのリスクを減らすためにフロントはシングルギア。 ハンドルはNITTOのダートドロップバーでダートの下りでも手が外れず、フレームの強固さと相まって、下りもいい感じで行けたと思います。 |
完成状態 | バランスよくできたと思います。 |
アピールしたい ポイント |
いわゆるオールロードのジャンルになりますが、MAXタイヤ幅は700x32cとある程度絞り込んだフレーム設計にしております。(今回はもっとボリュームがあった方が良かったけど) 幅の広いタイヤバリエーションではない代わりにシャープな走りを実現しています。 汎用性を重視するか、それとも絞り込むか、ある状況においては間違いなく後者の方がばっちりな車体になります。 タイヤ幅に限ったことではないですが、そこはオーナー様のお話をよ~くお伺いしてから設計いたします。 また、外見ではわかりにくいですが、 フロント積載を前提とした(空荷の状態ではややクイックなハンドリングで、積載したときに重く感じさせない)設計や、 BB下がり78㎜とぐっと重心を落とした設計と、ダートを含むツーリング・サイクリングに実用的な車体となっております。 |
反省点 | 平坦の舗装路でのアドバンテージを狙いタイヤが32cとしましたが細すぎました。 コース内容は登りか下りのどちらかで、42c程度でよかったかなと思っています。 もしボリュームのあるタイヤを履いていたら、一番早くYOU游ランドに帰ってこれたかも。 |
自車以外で 気になった車体 |
・SILKさん いつも大胆な発想での自転車づくり。こんな車体がたくさん走ってたら間違いなく楽しいですね。 ・NAGARAさん ご趣味だからこそ、ここまで手間をかけたカーボンフレームができたのかもしれません。お話大変面白かったです。 次回も楽しみにしております。 |
ライダーコメント:小林 氏
登り区間の感想 | 試走した際にペース配分は考えておいたので無理なくこなせたかと思います。 車体重量が気にならないようなギア構成でグイグイ登って行けました。 Eバイク速かったw |
ダート下りの感想 | 下りダートを想定したポジションだったのでダートは楽しく走れました。 柳サイクルさんのQUIETのおかげでしょうか。 調子よく下れていただけにパンクを3回もしてしまったのは悔やまれます。 泥だらけの中でのパンク修理は苦行でしたね・・・。 |
気に入った点 | ビルダーさんそれぞれの発想が詰まった車体が走っているのを実際に見ながら少しお喋りもできて、自転車に対しての考え方を 学べるいい機会だったかと思います。 |
改良したい点 | 登りや平坦のダートも入れたらさらに楽しいコースになりそうですね。 |