ビルダーコメント:タカギサイクルワークス 高木 基行氏 (Mr. Motoyuki Takagi)

フレームコンセプト 「究極のドロップアウト自転車」が基本コンセプトです。
通勤通学から小旅行まで、マルチパーパスな自転車
日常が嫌になったらそのまま旅に出たら良いじゃない、とスーツや普段着でもハマる外観が大前提となっています。
起きた乗車姿勢でひらけた視界を確保。フレーム各所に設けたダボ穴にて前後にキャリア設置可能。
トップ、ダウンラグ共に差込ラグを使用、ディスクブレーキ使用の為ヘッド周りの剛性の向上軽量化より強度重視のパイプセレクトになっています。
パーツ選択
コンセプト
あまり深く考えず走れ、しっかり止まり、快適な走行感を実現できるようなパーツセレクトとなっています。
加えてある程度メンテナンスフリーなパーツを中心にセレクト。シマノ内装三段ハブにグリップシフト。メカニカルディスクブレーキ(輪行時は油圧よりワイヤーのつけはずしが用意と考えチョイス)。
振動吸収性の良いチューブレスタイヤ、とりあえず荷物を放り込める大型サドルバッグ。
雨天走行時も想定し、マッドガードに大型マッドフラップ。
どこでも停めやすいセンタースタンド(通勤通学、旅行でも必須と自分は考えます)
完成状態 予想通り?峠をぐいぐい登るとか、高速巡航等はできませんけど格好良くはなりました。
アピールしたい
ポイント
普段から乗る機会の多くなるような、付き合いやすい自転車になったと自負しております。
各所に自作、工作箇所を設けました。
グリップの加工、自作マッドフラップ、内装ディスクブレーキハブ専用リアエンドやフェンダーステー取付板の自作等。
東京サンエス様のシェルサドルを是非皆様にお試しいただきたい、良いサドルです。
フロントブレーキのワイヤールーティン(フォークダボに取り付けたダルマねじにアウターを通し、自然なアールを、自信作です)
反省点 完成車重量14kgちょいです。
重い、重い、とにかく重い、そこから来る減点の多さが最大の反省点です。
自車以外で
気になった車体
他の皆様の車体はどれも素晴らしいものだと思います、強いて言うならば、
・C-SPEED様
 固定の二段ロッド変速で挑まれるその冒険心に感服しております。
 レース終盤一緒に下った坂道は忘れられません。
・velocraft様
 リアルな次世代のツーリングバイクを見たように思います。
 堅実に、でも冒険するところはする、結果スタイルを崩さずまとめる。
 勉強になります。

ライダーコメント:高木 基行氏 (Mr. Motoyuki Takagi)

登り区間の感想 果てしなくきついものでした、並走してくれたTCDのパイロットに感謝です。
何度も無いはずのローギアに入れようとグリップシフトをグリグリ回しておりました。
三段変速で峠を登るのはやめようと思います。
ダート下りの感想 終始ニヤニヤしながらよちよちと走っておりました、最高ですね。
はたから見たらさぞ気持ち悪いおじさんだったであろうと思います。
気に入った点 コース全体です。
私は自転車に関わるようになってまだ5年程度でございます。
その短い間にツーリングバイクやその世界を学び、そして実際にこういったコースを走る貴重な経験の中での感想といえば、先人たちは昔っからこんな面白い遊びをやってきたんだなぁと、良いなぁと素直に思いました。
改良したい点 車体については先述したように車重、あとは最低でも10段くらいは変速できるようにしたいです…
コースについてはとにかく分岐点でははっきりとそれと分かるような看板なり何なりの設置です

Japan Bike Technique 2019 スポンサー

日泉ケーブル株式会社   株式会社 日東   本所工研   株式会社 三ヶ島製作所   株式会社ヨシガイ   パナレーサー株式会社   アズマ産業株式会社   東京サンエス株式会社   株式会社ジョイジャパン   CCP